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NHK交響楽団メンバーによる室内楽シリーズ2007 第2回
芸術の秋。 しばらく控えていたコンサート通いを再開している。
今日はN響木管奏者らによるアンサンブルを聴いてくる。

浜離宮朝日ホールでのコンサートはいつも高めだが、本日は5,000円也。
クラリネット・アンサンブルなら2回コンサートに行けるお値段ですね。

クラリネットは、松本健司氏と加藤明久氏の2ndコンビ。
いつもは横川先生や磯部先生の首席の陰に隠れているお二人ですが、今日は堂々のメインで。他の楽器もみな2ndの人達。生き生きしている。

まずは、グノーのセプト・ダンス。10分ほどの曲だが変化に富んだ構成で、とても楽しい曲だった。木五×各2本の10本編成のアンサンブルで、これくらいの編成が小さからずオーケストラより上品で丁度良い。

次はグノーの小交響曲変ロ。とにかくメロディがすばらしい。もともと友人でフルーティストのポール・タフィネルのために書かれた曲とのこと。第2楽章が良かった。

休憩を挟んでの後半はベートーベンの交響曲1番。今日はこれが一番聞きたかったのです。
木管楽器各2本にトランペットとコントラバスを加えた12人によるアンサンブルがオーケストラとどう違う響きを繰り広げるのか楽しみでした。

奏者が入場する時から興ざめだったのは、となりに座ったいかにもクラシックファンというような老夫婦の言動。
ご主人「ほらほら交響曲だからクラリネットはAとBと2本持っているよ」。松本氏も加藤氏も持っているのは、C管とB♭管なんですが・・・。バイオリンのパートとか吹くことが多いので、たぶんC管なんでしょう。あんな短いA管は見たことないなーーー。
曲が始まると老婦人が指で指揮を始める。あってればいいのだが、かなりずれずれですよーーー。

演奏は期待通りすばらしいものでした。第2楽章アンダンテ・カンタービレも12人の息がぴったりと合っていてオケの響きよりもいいくらい。この曲は管楽曲ですね。

アンコールは、椿姫から「花から花へ」と「乾杯の歌」の2曲でした。
くだんの老婦人は、花から花への加藤氏のソロで全くあっていない指揮を披露。
乾杯の歌では、全部裏打ちでまるでジャズのようでした。

ま、それだけN響はファンの幅が広いということなんですね。最近のコンサートでは珍しく知った顔に合わない日でもありました。

これくらいの規模の木管アンサンブル。もっと演奏の機会があってもいいと思った次第です。
Posted by : 春野おがわ | 音楽 | 00:35 | comments(1) | -| - |
コメント

春野さん
お越しいただいて、ありがとうございました。
私は、クラシックは有名なものしか知りませんが、ギター同様、やはり弦楽器に惹かれてしまう傾向があるようです。
お気に入りは何と言っても、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲 ホ短調 op.64。大音量で聞くのが好きです。で、安物のヴァイオリンも買って、独学で弾いて喜んでますが、安物はやはり、糸巻きがまずダメで、弾いてる間にもチューニングがどんどんずれていく始末。結局、騒音にしかなっておらず、本人だけが自己満足(笑)。
娘も少し前まで高校の弦楽部でコントラバスを弾いていましたが、最近やめてしまって残念。
春野さんはクラリネットですか。きっとやさしい音色でしょうね。
大人になってまた始めると、若い頃はエネルギーがあったんだな、と実感しませんか?
バカみたいに夢中で練習したんだな、って…。
私は、今は、昔弾いていたものを指が覚えているだけで、新しい曲で、ちょっとテクニックが必要になってくると、すぐ諦めようとしてしまいます。
いつか、春野さんのクラリネットを聞ける機会があったらいいですね。また、来ます。
| | 2007/11/10 10:28 PM |










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