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年末年始 コンサート三昧 N響・ベルリンフィル・ウィーンフィル
JUGEMテーマ:音楽

新年あけましておめでとうございます。
今年は戊ねの年で、土とねずみの相性はよく活発な動きがあるとのこと。年末から年始にかけてテレビではクラシックのコンサートがたっぷり見られるのも年末年始のよいところ。

31日はN響の第九がドキュメンタリーも交えて放映されていた。合唱で参加する国立音大の学生を本番まで追いかけたもの。ライブでも26日に都響の第九を聞きに行ってきたが、年に一度のこの第九にはプロの合唱団がそんなにあるわけでなく、音大生や音大声楽科を卒業したOBなどによる合唱団が動員されるようだ。都響の時も知人のMさんの同僚が会社を早退して出演していたらしい。

第九のあとNHKのクラシック・ハイライトが終わったあと、チャンネルをひねるとMXでカラヤン生誕100年記念のコンサートをやっていた。少し古い映像ながら1987年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの貴重な映像をみることができた。少し早い新年の気分に浸る。

さて、新年を迎えて1:15からはベルリン・フィルのジルベスター・コンサートがベルリン・フィル・ホールから衛生中継で流れてきた。「ジルベスター」はドイツ語で大晦日(Silvester)の意味であり、ドイツではベルリン・フィルが毎年行っている。日本では新年でもドイツはまだ大晦日、大きなホールも満席である。ところどころに着物姿の日本人も見える。今回はロシアの作曲家特集で、ボロディンやムソルグスキーの曲が演奏される。クラのベンツェル・フックスの聞き覚えのあるきれいな音が響いていた。このドイツの放送局のカメラワークには舌を巻いてしまった。指揮譜をみてスイッチングしているのではないかと思うくらい、ぴったりとその場にあったパートにカメラに向く、寄りがあったり、引きがあったり、カット替わりも早くまさに精緻な職人芸。NHKのカメラマンももっと見習うべきである。

朝起きてテレビのスイッチを入れるとチャネルがBS2のままだったので、たまたま「響け!吹奏楽」をやっていた。静岡県の職場吹奏楽団が取り上げられていた。楽器を吹き始めたころのわくわく感というところに同感してしまった。これはおまけ!

夜は元旦の定番、ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」の衛星中継である。今年の指揮はフランスのジョルジュ・プレートルである。なんと御年83歳という。曲もフランスを意識をしたもので「ナポレオン行進曲」、「パリのワルツ」やオッフェンバックの「天国と地獄」のメロディを使った「天国と地獄カドリーユ」など楽しいものが多い。他にも中国やインドものもあり、多国籍である。
ニューイヤー・コンサートでいつも思うのだが、メンバーは昼の礼奏である。すなわちディレクターズ・スーツの昼用、黒上衣に縞ズボン、グレーまたは白黒のネクタイにグレーベスト、決してタキシードに黒ボータイではない。このへんの正しい礼奏にも見入ってしまう。お昼前のコンサートに夜の礼奏をするのはおかしいのである。まさに正統派。

今年のアンコールは、欧州のサッカー選手権が今年オーストリアで開催されると言うことで、「スポーツ・ポルカ」。メンバーは全員チームカラーのレイをかけて演奏する。コンサートマスターが客席に拍手を求めるとプレートルがすかさずイエローカードを胸から出して提示するなど、いつもの面白い演出が見られた。
続いて、おきまりの「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」で熱狂のうちにコンサートは終わった。

会場にはやはり着物姿の日本人がちらほらと見えた。このウィーン・フィルのニューイヤーコンサート入場券は、100万円近くの大変なプレミアムがつくと聞いているから、かなり幸運な人たちなのだろう。
いつも思うが、いつかは元旦に楽友協会でライブで聞いてみたいものである。

早くもなく遅くもなく、丁度よい早さで今年も着実に歩んで行きたいと思う。よい1年にしたい。

Posted by : 春野おがわ | 音楽 | 22:14 | comments(0) | -| - |
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